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株式会社ヤスモク > 人工木材

人工木材

リサイクルウッド(再生木)とは?

天然の木材を微細な粉末にしたものを主成分とした人工木材です。
WPC(Wood Plastic Composit)とも呼ばれます。要は、木材とプラスチックの複合材です。
ポリプロピレンと合わせる事により、ささくれ・割れ・腐食が起こりにくく硬く傷つきにくくなり、天然木より耐久性が高くメンテナンスが楽なのが最大の特徴です。

蘇る木 リサイクルウッド

省資源性

廃木材と廃プラスチックを原料として、新たなる木材として再生されています。
弊社取扱いの人工木材は「何度でも再生できること(資源循環型)」を前提に設計・開発された「可燃塑性木質複合素材」です。

代替性

木の質感やぬくもりなど、その素材感を生かしながらも、天然木や合板などに替わる機能性と広範囲な用途を併せ持っています。

リサイクル性

製品の製造過程はもとより、製品として利用されいるどの段階でも何回でも再生利用ができます。

耐用性

万一製品の一部が破損しても、その部分のリサイクルが可能など、製品のメンテナンスの無駄が無く、長期的に安定した使用が可能です。

リサイクルウッド材質特性

1.曲げ強度と剛性

木粉の導管の中にプラスチックを浸透させ定着・架橋する混合溶融技術により、プラスチックと木粉が一体化しているため、合板をはるかに超えた強度を実現。曲げ強度や剛性に優れています。

2.寸法安定性

木粉にプラスチックを溶融して一体化されているため、プラスチックに比べて熱膨張率が極めて少なく、寸法安定性はアルミ並です。

3.木ねじ保持力

天然木材に比べ材質が硬く、約3倍の木ねじ保持力を誇ります。

4.耐水性

木粉の繊維の中までプラスチックが詰まり、一体化しているため、木の繊維が水分を吸収せず、30日間水に浸けても曲げ強度、剛性の品質に影響はほとんどありません。

5.耐候性(耐寒性・耐熱性)

-30℃~28℃の繰り返しの冷却実験でも劣化せず、また、110℃の高温まで軟化しない耐熱性をも併せ持つため、厳しい気象環境下でも、その品質は保持されます。

6.耐久性

赤外線で劣化しやすいプラスチックを大量の木粉で包み込んだ形になっているため、プラスチックの劣化を防ぎ、屋外使用でも優れた耐久性を誇ります。
また、シロアリや腐朽菌を寄せ付けないため長期間ご使用いただけます。

7.加工性

押し出し成形技術、射出成形技術により、さまざまな形状に製造が可能です。また、木質が多く高密度のため、天然木材と同様の切削、研磨などが容易にできます。

8.素材感

表面をサンディング加工し、骨材の木を露出させるため、深みのある天然木の感触や香り、木目などが再現されます。

9.カラーバリエーション

表面に「木材保護着色塗料」を塗ることにより、紫外線による色褪せを防ぐとともに、落ち着いた風合いを醸し出します。また、製造の過程で無機系の顔料を練り込むことで、カラー木材を造ることも容易です。従来の木に替わり、エクステリアなど、幅広い用途でご利用いただけます。

10.安心素材

トゲ・ささくれなどが生じませんので、素肌や衣服を傷めることがありません。小さなお子様やペットがいらっしゃるご家庭でも、安心してご使用いただけます。

リサイクルウッドの断面形状

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